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Temporary Page about the Kumamoto Earthquake

2016年12月15日,JR九州は熊本地震の後不通が続く豊肥線のうち,肥後大津~立野間を2017年度中に部分復旧する計画であることが明らかになった。当該区間は地震による大きな被害は無かったため,遅きに失する感はあるが,6月の豪雨で斜面崩壊が発生している。赤水~阿蘇間についても復旧は容易に思えるが,国道57号の迂回路となるミルクロード出口の踏切が支障するため,57号の復旧が無いと難しい。国道325号の復旧にも相当の時間を要するが,南阿蘇へは俵山ルート(県道28号熊本高森線)が,一部村道を利用して12月24日から通行可能になる。
県道28号と国道443号が交わる益城町寺迫交差点。Mouse-onで表示されるGoogle Street Viewと比べると,倒壊家屋の更地化が進んだことが判る。(2016.12)国道57号と県道207号の合流点(阿蘇口)から立野方を見る。国道の立野拡幅(4車化)は2015年3月に供用したばかりだが,2車線で暫定復旧している。この先約1kmで立野~下野間の通行止区間に至る。
地震直後は新幹線を始め,多くの線区が不通になったが,2016年12月現在の不通区間は豊肥線の肥後大津~阿蘇間と南阿蘇鉄道の立野~中松間のみとなっている。熊本市電と熊本電鉄の被災状況は以下のようであった。

熊本市電上熊本駅前ホーム損傷,軌道破断(上熊本駅前~県立体育館前間・段山町~杉塘間),交通局前歩道橋照明灯倒壊,動植物園入口~健軍交番前間軌道陥没4/19始発から神水・市民病院前以西で折返し運転,4/20始発から全線復旧
熊本電鉄北熊本駅ホーム一部損壊等,御代志駅・須屋駅・亀井駅ホーム地割,北熊本~亀井間跨線橋(国道)沈下,線路脇ブロック塀倒壊(数カ所),架線吊り外れ(多数),軌道ズレ(黒髪~藤崎宮前間・坪井川公園口~打越間),池田駅ホーム石積みの一部倒壊4/18始発から藤崎宮前~御代志間運転再開,4/23午後から上熊本~北熊本間運転再開

熊本電鉄にも日常が戻っている。銀座線から来た01-136Fと広浜鉄道からのモハ71。北熊本構内はくまモンラッピングの見学会?⇒
現在の運転区間終点,肥後大津2番線に停車中の815系N005編成。瀬田方のレールは錆びているが,出発信号機は赤を現示している。肥後大津から先の非電化区間はDCに乗換が原則だったが,一部宮地方面へ直通する列車もあったため,肥後大津折返しの運用にもキハ200が入る。この運用を立野まで延長することは難しくない。
気仙沼線柳津駅から陸前横山方を望む。こちらも出発信号機が赤を現示しているが,津波被害のなかった陸前戸倉までの12km区間についても,専用道化が合意されたため,列車が戻ることは無い。前谷地~柳津間折返し運用のキハ110-107。1977年12月の柳津以遠開業より前の状態に戻ったことになるが,BRTが前谷地~柳津間に並行して運転されていることが不安要素。(2016.5)
(12/18/2016)