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92年11月にSEPTAが15・23・56系統の電車運行を「暫定停止」した後,余剰となったPCC車のうち14両がMUNIに移籍しF系統での運行に入った。改軌(1581→ 1435mm)を含む改造に加えて,全米の様々な事業者の塗色(livery)を纏って運行される。写真はFerry Bldg.前の1060号(SEPTA 2715号)で,38年に初めてPCC車が導入された当時の"Silver Liner"色を表現するが,47年製の2715号はバス窓の"all-electric"であるため側面の印象が異なる。 |
Market St.の地下線はEmbarcadero駅の先で地上に出る。写真はトンネルを出て来たT系統1401号と,トンネルに入るN系統の後ろ姿。ポータルを迂回する地上線は,後方に見えるFerry Bldg.方向に繫がり,当時はF系統の出入庫,現在は加えてE系統に使用される。 |
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San Franciscoの保存路線F系統はMarket St.をFerry Bldg.まで直進するが,地下線開業以前はJ~Nの全系統がFirst-Fremontのループ線を通って,Transbay Terminalで折り返していた。MUNI塗装のPCC,N系統1170号が待機する1939年の巨大建築は,再開発プロジェクトによって過去の物となった。(1979.5) |
Transbay Terminalの上層階。San Francisco-Oakland Bay Bridgeは2層構造で,現在東行として運用される下層には58年までCommuter Trainが運行していたが,そのSan Francisco側ターミナルとして建設された。鉄道廃止後はバスターミナルとして運用されていたが,翌年の閉鎖を控えてかつての賑わいはない。 |
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Duboce-Churchのポータルから顔を出した,N系統1448号他Breda製連接車2連。現在このポータルで地上に出るのはJ,Nの2箇系統だが,LRT化以前の路面走行時代には,全系統がDuboceでMarket St.を外れて当交差点を経由した。 |
Subway完成(1978)から完全供用(1982.11)迄の過渡期に,ポータルを迂回して到着するPCC車K系統1018号。左写真左側の円い建物はDispatcherだが,後方の岩場に鎮座するSan Francisco Mintは建物の陰になって見えない。(1979.5) |
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旧・迂回線は旧型車両の保管場所になっており,手前にはLRT化の旗手と期待されながら,不具合により02年までに退役したBoeing-Vertol製1264号,奥にはMoscowから来た1912年製の古豪106号が見える。片運車が大勢の欧米では複線片渡りは珍しい。右側に地下線ポータルの架線柱が見える。 |
Duboce-Churchのポータルを出たN系統は,すぐに延長1.29kmのSunset Tunnelに入る。写真は同トンネルから出て来た,PCC時代の1131号。(1979.5) |