Newcomers to Bangkok Transit (1)



(Photographed in Mar. 2013 unless otherwise noted.)

2010年8月に正式開業したAirport Rail Link,Phaya Thai駅に停車中のCity Line編成。タイ国初の標準軌・交流電化路線であるため,経営母体の国鉄(SRT)とはシステム的に独立している。BTSのPhaya Thai駅とペデで接続されているが,BTS側はエレベータや下りエスカレータの整備が遅れているため,荷物を持っての移動は骨が折れる。現在は当駅を発着するExpress便も運転されている。
BTSホームから見下ろした,かつての国鉄Phaya Thai駅。メータゲージ複線の直上にAirport Rail Linkの高架が建設された。ただし写真の国鉄駅は西側に移設。(2004.12)Hua Makは唯一の追越し可能駅だが,2面4線の中線側は柵が設けられ,Expressの通過専用で運用。空港行のCity Line編成が出て行く。
1999年12月の開業以来,Siemens製の4扉車3連(Mc-T-Mc)35編成で運行されてきたBTSだが,2010年に長春軌道客車製の4扉車4連(Tc-M-M-Tc)12編成が導入された。当初長春車はSilom線でのみ運用されたが,2013年以降Sukhumvit線に運用が移った。写真は(E1)Chit Lom駅の(N8)Mo Chit行第2編成(1937-2937-2837-1837)。 Siemens車についても,2012年からT車(3200形)を挟む4連化が進行中であり,Silom線はSiemens製4連車の運行になっている。Silom線は撮影時には,途中の(S8)Wongwian Yai駅で系統分割されていた。写真はWongwian Yai駅に停車中のSiemens製第26編成1152他によるピストン運行列車(右)と,(W1)国立競技場行。
2013年2月開業の(S8)Wongwian Yai~(S10)Talat Phlu間は,下り線を使ったピストン運行になっていた。写真はTalat Pulu駅に進入するSiemens編成。 Silom線の終点であった当時の(S6)Saphan Taksin駅。複線に挟まれた1面1線であるため,廃止してボトルネックを解消する計画だが,当駅はChao Phraya川の水上バスの拠点であるCentral Pier最寄駅であるため,交通結節上の問題が生じる。(2008.12)
(5/2/2014)