Cover Photos Archive
This page archives former cover photos that are not particularly related to Kyoto City Trams.

Port AuthorityのSteel Plaza駅は3面4線の大駅で,Pittsburgh都心部の無料区間に位置する。島式ホーム左側のUnion Stationへ通じる2線は,2007年9月以降定期運行を失っているが,路線自体は維持されている。スペインCAF製の4326号がRed LineをCastle Shannonへ向かう。(2019.11)

南北接続後の富山駅電停は,北側の3面2線が東から5~8番ホームとなっている。南行が富山駅以南の系統に合わせて,南富山方面が5番,大学前・環状線方面が8番を通過するのは理解できるが,北行も大学前からを5番,南富山・環状線からを8番に乗り場を分ける必然性は乏しそうに見える。写真は大学前からの5系統9002号と環状線へ向かう6系統T103号。どちらもポートラム車両ではなく,富山地鉄による一体運営の効果が出ている。(2022.6)

東京都7500型は,荒川線存続決定前最後の新車として20両が青山車庫に配属された。柳島の廃止後,18両が荒川線に集結したが,うち16両が1977年のワンマン化に向けてステップ切上げ等のワンマン改造を受けた。7514号はワンマン改造から除外されたため原形を保っており,江戸東京たてもの園の収蔵品として公開されている。6系統(渋谷駅~新橋)はかつて青山車庫が担当した3箇系統の1つであり,安全地帯標識は虎ノ門~西新橋一丁目間の「南佐久間町」になっている。(2017.6)

WienのKärntner Ring, Oper停留場。外側に複線の側線があり,62系統と市電に乗入れるWien Localbahn (WLB)の郊外電車が折返す。左遠景の62系統はULFの短い5車体連接車93号,中央はWLBの3車体連接車123号+406号の重連。そこへRing外回りの2系統4031号が顔を出した。Type E2と呼ばれる2車体連接車だが,輸送力を補うため大抵トレーラーを1両増結している。(2020.2)

阪堺線は末端の船尾~浜寺駅前間で南海線をオーバークロスするが,南海線石津川~羽衣間の連立事業に支障するため,府道大阪高石線の踏切から南を,南海線東側に単線で移設する計画である。写真は高架化に伴って廃止される,跨線橋への上り勾配を行く701号えびす町行。(2006.9)

函館市電3つの終端停留場のうち,最西端に位置する函館どつく前で折返す5系統810号。69年3月までは,消えた4つ目の終端,五稜郭駅前へ向かう1系統(栄町経由)・4系統(本線直進)が発着し,5系統は手前の末広町で折返していた。十字街と並び,上屋の大時計が印象的な停留場。(2010.6)

Hoboken Terminalを出てBayonneに向かう近畿車両製の5010号と2027号の重連。5車体連接車と3車体連接車だが,前者は後者の車体延長改造によって登場した。NJ TransitのLight Railは,長年Newark City Subwayと呼ばれる地下線を発着するPCCカーだけだったが,21世紀に入って新規路線の開設が進み,PATHと接続するHoboken Terminalには2002年9月に到達した。(2018.2)

岡山駅前停留場は,1面2線のホームを直列に並べることで乗降分離を図っている。写真は岡電開業70周年を期に始まった7000系更新車シリーズ第3弾の7202号で,別大線500型の車体更新により82年に出場した。前後扉車のみであることに因る,センターポール化に伴う島式ホームの重用は,他都市に例を見ない。2020年3月に駅前広場への100m延伸が特許された為,23年には写真の乗車ホームは駅広内の2面3線ターミナルに移設される見込みだ。(1983.1)