Cover Photos Archive
This page archives former cover photos that are not particularly related to Kyoto City Trams.


台北捷運・文湖線は,1996年に中山国中以南を木柵線の名称で開業した。台北捷運では唯一,AGT (VAL)システムを採用している。2009年に中山国中~南港展覧館の内湖線が開業し,両線は文湖線として一体的に運行されている。写真は終点・南港展覧館駅ホームだが,ホームドアのため車両は見えないので,(Mouse-on)では南港展覧館1区前の高架線を走るInnovia車4連を示す。(2017.3)
⇒近鉄と台北捷運との友好協定について。

山陽電軌800型は1959年の製造だが,71年2月の路線全廃に伴い土佐電鉄に異動し,同年8月からワンマンカーとして運用を開始した。写真は運用開始から間もない804号を,はりまや橋~堀詰間の横断歩道橋から捉えている。(1972.8)

レトロでんしゃ館の2017号。2000形は1956~58年に29両製造された名古屋市電の集大成とも呼ぶべき準PCC車で,直角カルダン・間接自動制御等の機構が災いして,全廃まで生残れなかった。行灯式系統板や総電動機出力120kWは,後年の都電7500形に相通じる。15系統は系統図には登場しないが,浄心~名駅間の出入庫系統が掲出した。ジブリパークのスロープカーは,この系統をモデルにしている。(2010.12)

Genève-CitéのRiveロータリーで折返し待ちの10系統空港行トロリーバス789号。2004年から導入されたHess製連節車のうち,781-790の10両は3車体連節(4軸5扉)であり,車長24.7m,定員207名に及ぶ。日本の保安基準は車長12m以下が基本であり,連節バスについては緩和認定が必要になるが,車長は18m以下が原則とされる。Rive通を並走する電車12-17系統は複線運用だが,トロリーバスは東行一方通行で,後方には当所を経由する2系統用の1648号が留置中。(2024.3)

京都駅0番線から引上げるHOT7000系「スーパーはくと」。24年3月改定で「スーパーはくと」の京都発着は早朝・夜間の2往復のみに減便され,日中この光景を見ることはなくなる。1995年の時刻表では,「くろしお」の京都発着も定期2往復,臨時3往復が設定されていたが,今は辛うじて1往復が残るのみで,インバウンドを除けば,関西圏の大阪への一極集中が進む。(2015.3)

嵐電天神川駅に停車するモボ26号。レトロ調車体を持つが,実質的にはモボ621形と同等の吊掛け車。同駅は2008年3月に地下鉄東西線との接続のため新設されたが,隣の蚕ノ社までは僅か200mしかない。後方には交通局(本局)が入居する再開発ビル「サンサ右京」が見える。(2020.6)

本欄での京都市電以外の画像掲載は04年2月に,PATH(Port Authority Trans-Hudson)のJournal Square Yardから開始した。その前年11月にWorld Trade Center駅が仮復旧したタイミングだった。久々のPATHの画像としてNJ側のHoboken駅を示すが,当駅は12年のハリケーンSandyでも浸水被害を受けた。運用は08年から導入された川崎製のPA5系に統一されており,連結面間51.3フィート(15.6m)の小型車7-8連が基本だが,23年3月から一部で9連運用が開始された。Hoboken駅は3面3線だがラチ内スペースに余裕が無く,1番線左側ホームには平面移動ができない。(2018.2)

24年3月の新幹線敦賀開業により,金沢へ姿を見せるのも残り半年になった683系サンダーバード4024M。並行在来線スキームは,貨物幹線である函館線長万部以南の路線維持に関しても破綻を来しているが,伝統的に関西との結び付きが強かった北陸地区の在来線を機械的に分離することは,関西経済の地盤沈下を促し,東京圏集中に伴う日本経済の脆弱性を高める方向に働く。(2022.6)